「適性」を判断するために、これまで、多くの人は、馬柱での印象や血統を参考にしてきたのではないだろうか?
馬柱を見て、この馬は東京巧者だなとか、京都巧者だなと、なんとなく思っていたとしても、同じ競馬場で距離が違えば求められる適性は変化するから意味がない。例えば、東京芝2400mと東京芝2500mでは、100m距離が伸びただけなのに、全く異なった適性が求められるのは有名な話だ。また、馬柱だけでは、過去に同じ競馬場を走っていない馬の「適性」を判断することは難しい。
血統から「適性」を判断している人は、多くいると思うが、「直結指数」では、全く違った角度から「適性」の判断方法を提示する。例えば、サンデーサイレンス産駒にも得意なコース、不得意なコースが存在しているのは、あたり前のことだが、同じレースでサンデーサイレンス産駒が4、5頭も出走してきた場合は、一体どの馬に、より「適性」があると考えればよいだろうか?
すべての馬が全く同じ「適性」を持っているなんてことはあり得ない。
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例えば、01年の大阪杯(GU)には、5頭のサンデーサイレンス産駒が出走しており、その中には、アグネスフライト、エアシャカールという前年の日本ダービー1、2着馬も出走していた。この時、「直結指数」は、アグネスフライトに[−7.8]の評価、エアシャカールに[+2.6]の評価を行っている。
「直結指数」は数値が高いほど「適性」の高さを表しており、アグネスフライトの「直結指数」がマイナスとなっているのは、大阪杯を走れる「適性」を全く持っていないことを意味している。結果、エアシャカール2着に対して、アグネスフライトは10着と指数通りの決着となった。ちなみにこのレースを勝ったトーホウドリームは、直結指数2位で狙い馬であった。
また、血統だけを見る時、日本であまり走っていない血統構成馬の判断も難しいだろう。この場合も、「直結指数」では、該当馬の過去実績から指数を算出するので、「適性」を正確に知ることが出来る。
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