グレード・グループ標記

サッカーやボクシングなどは世界的に有名なスポーツと言えますが、これらのスポーツには世界的な協会が設立されており、厳格なルールに従ったランキング制定が行われています。ところが競馬界においてはこのような明確に統一された協会というものは存在していないため、明確な基準に従って判断する事ができないというのが現状です。
単純にレースの賞金金額の大小だけでは馬の強さや価値は決める事ができません。競走馬そのものの強さとは引退後の種牡馬としての価値も含めて価値を要求される、それが世界の競馬界なのです。現在、そのように馬の価値を決めるための基準として、世界的に通じる基準というものが2つ存在します。
1つは国際セリ名簿作成基準委員会が定めるグレード・グループ標記というもので、もう1つはワールド・サラブレッド・ランキングで定められたレースレーティングです。これらの基準は相互に密接な関係で絡み合っていて、世界のレースレベルを定める基準となります。また引退後の種牡馬としての価値を高めるための基準としても使われています。
国際セリ名簿作成基準委員会の定める16番目のパートⅠ国として日本は2007年に認められました。それによってレース標記について大きな変更が行われたのです。パートⅠ国への認定された事は日本が競馬大国への仲間入りしたという意味でもありますが、その一方で多くの条件や規定に従う必要があるのです。以下では、そのような国際基準の詳しい内容や競走馬の国際標記の重要性などを説明していきたいと思います。

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